tokyowalk’s diary

散歩の思い出を写真と共に掲載しています。

清澄白河駅周辺の散歩

2008年1月に東京メトロ半蔵門線清澄白河駅周辺を散歩したときの様子です。

 

東京市清澄庭園店舗向住宅

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清澄白河駅を地下から地上に出ると清澄通り沿いに出る。

ぼんやりしていると見過ごしてしまいそうだが、通り沿いにはちょっとレトロでモダンな二階建ての長屋が続いている。

この建物は昭和3年に建設された鉄筋コンクリート製の店舗向け住宅であるらしい。

一口では言い表せないが、この辺一帯だけちょっとひと味違う趣というか雰囲気が漂っている感じがする。

 

 


清澄寮

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地下鉄の出口を出て少し歩くと清洲橋通りに出たので左折した。

するとそこにも古い建物があった。

近づいてみると、建物には【清澄寮】と名前が出ていた。

寮というからには社宅か何かであろうか。

とても気になる。

帰ってからネットで調べてみると、現役の賃貸アパートであるらしい。

建設されたのは昭和7年頃で第二次大戦の戦禍を潜り抜け現在に至るという。

こんなところに一度は住んでみたいなぁ。

そんな気分になったりしたものだ。

 

イーストコモンズ清澄白河フロントタワー

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清洲橋通りをさらに進むと三ッ目通りと交差する白河三丁目交差点に差し掛かった。

ここは、かつて同潤会清砂通アパートがあった場所だ。

現在は高層マンションのイーストコモンズ清澄白河フロントタワーが建っているが、低層塔部分を在りし日の清砂通りアパートを模り、その歴史を今に伝えている。

 

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同潤会清砂通アパート1号館を模した低層塔の玄関部分の床には柵で囲われた一画があった。

これは在りし日の同潤会アパートを後世に伝えるべく作られたものなのだろう。

 

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これは1号館を象徴する螺旋階段を描いたもののようだ。

 

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英文での記述が彫られている。

これらを眺めていると、同潤会アパートの保存活動に尽力してきた関係者や建物に思いを寄せていた人たちの惜しまれる思いが伝わってくる。

 

清澄白河駅周辺を少し散歩をしてみただけで、昭和初期からの遺産をこれほど目の当たりにできるとは思わなかった。

いにしえの時代の雰囲気を肌で感じてみたい。

そんな時はこの辺を散歩してみるのもいいかもしれない。