大宮駅周辺の散歩
2007年の4月頃に大宮駅周辺の街を散歩したときの様子です。
大宮駅構内
日曜の午後、大宮駅の改札口を出ると駅構内には若者からお年寄りまで幅広い年代の多くの人たちであふれていた。さすがに多くの路線が乗り入れるターミナル駅だけある。駅には駅ビルのルミネがあり、鉄道の利用者以外に駅ビルへの買い物客なども多いのであろう。
改札を出たところに道しるべのような案内があった。西口を出ると大宮ソニックシティー、ジャック大宮(宇宙劇場)、ニューシャトル方面で、東口を出ると、大宮区役所、市民会館おおみや、東武野田線がある。最初に西口方面を見学してみることにした。
大宮駅西口
西口を出るとペデストリアンデッキがあった。大きな駅なので入り口付近もどっしりとした風格がある。
たくさんの人が行き交う歩行者デッキには大道芸人や待ち合わせをする人などで賑やかな雰囲気があたりを包んでいた。
ペデストリアンデッキから大宮ソニックシティー方面を見た眺め。駅から真っすぐのびている道路沿いには多くのビルが立ち並んでいた。
大宮駅東口
いっぽう変わって今度は東口を見てみることにした。駅前付近には商店街の入り口などがあり、西口とは一風ちがった雰囲気が漂っていた。
こりすのトトちゃん像
東口の階段を降りたところに、かわいいリスの像があった。地域の人たちの間では、おそらく待ち合わせの場所の目印などとして親しまれているのであろう。横には解説が記されており、平成二年に大宮市政50周年を記念して誕生したマスコットであるとのこと。自然と環境、人々のふれあい、出会いを大切にしながら発展する大宮のシンボルとしての意味合いがあり、地元の多くの関係者の協力により作られたという。
大宮中央通り
東口のロータリーからまっすぐのびる広い通り。通り沿いにはデパートなどが立ち並ぶ。ここから大宮公園に向かって大宮散歩に出ることにした。
平成ひろば
氷川神社の参道へ向かう途中にある歩道状に続く広場。歩道の両脇にはベンチがあり、人々の憩いの場となっていた。
さいたま市立大宮図書館
途中に図書館もあったが、いろいろ回るところがあるので、立ち寄らず通過した。
氷川神社参道
参道の大きな鳥居が見えてきた。よく晴れた春の日曜の午後、参拝に向かう人や参拝から帰ってくる人などが行きかい、穏やかな時間が流れていた。
参道を歩き、氷川神社方面へ。参道の両脇にはかなり樹齢の経つと思われる木々が植わっており歴史を感じさせられた。
氷川神社
氷川神社に到着。鳥居をくぐり境内に入ると中には池があり、たくさんの鯉が泳いていた。参拝をして、おみくじをひいた。
大宮公園
大宮公園野球場
公園には野球場があった。野球場のほかにサッカー場や競輪場などもあるらしい。
大宮公園小動物園
小さな動物園があった。入場無料だったので少し観ていくことにした。中に入るとミニブタや熊に鳥類などがいた。入口付近には、動物園開園の経緯が書かれた解説があった。それによると、この動物園の歴史は古く、開園は昭和28年4月5日にまでさかのぼるという。桜祭りと同時に行われた開園式には動物カーニバルなどの多彩な催し物が行われ、開園式当日には満開の桜の元、人出は約二十万人にも達したという。
ボート池
園内には広い池があった。池のほとりにはベンチがあり来園者が池を眺めながら、思い思いに寛いでいた。自分も少々歩き疲れたので池のほとりの自販機でジュースを買い、ベンチに腰かけて休むことにした。遠くから管楽器の音色が聞こえてくる、誰かが園内で練習をしているのであろう。平和な日曜日の午後、時間がゆっくりと流れる。
歴史と民俗の博物館
大宮公園内には博物館もあった。博物館の近くには弓道場があり、真剣に弓を引く人の姿が外から見学できるようになっていた。
一番街
大宮公園を後にして、大宮駅に戻る途中に一番街というアーケードの商店街があったので入ってみた。
賑やかな商店街の中にはたくさんのお店が軒を連ねていた。ここ以外にも大宮駅前にはいくつか商店街がありそうなので少し歩いてみた。
大宮銀座
東口をでて左側に曲がると続く商店街。飲食店などをはじめ様々なお店が街を彩っていた。
すずらん通り
東口を出たところにはアーケード型の商店街があった。このような細い通路のお店が密集した通りは何となく探究心をくすぐられる。