町屋駅周辺の散歩
2004年11月に東京メトロ千代田線の町屋駅周辺を散歩したときの様子です。
町屋交差点
するとそこは町屋駅交差点だった。
都電荒川線と尾竹橋通りが交差するここが町屋の中心的なスポットなのであろう。
世界広しといえ、東京ほど懐の深い都市も珍しいのではないだろうか。
エリアを分類しても、ビジネス街、住宅街、歓楽街、山の手地区、下町など。
これほど内容の濃い都市は他にはないような気がする。
電車賃を数百円払ってちょっと足を延ばしてみる。
そこには今まで知らなかった東京を発見できるはずだ。
京成線町屋ガード下
そんなまだ見ぬ東京を探しに町屋へ来た。
町屋は東京メトロ以外にも京成線が通っている。
町屋は下町の雰囲気が色濃くにじみ出ている。
下町に興味があるなら一度は訪れたい街。
都電荒川線町屋駅ホーム
唯一残っている都電の荒川線は今でも周辺住民たちの貴重な交通手段。
都電が街なかを走る風景は、町屋の街を代表するような景観といえようか。
ここから都電に乗れば、さらにディープな下町ツアーを体験できるかもしれない。
荒木田交差点
町屋駅からお竹橋通を千住方面に歩いていくと、荒木田交差点に出た。
どうってこともない交差点ではあるが、信号待ちでのちょっとした時間にその場で佇んでみる。
視覚で見るだけでなく、その場の雰囲気もなるべく感じるようにしたい。
町屋の街を歩きながら、頭の片隅でそんなことを思ったりした。
荒川区立町屋図書館
ポケット地図で確認したところによると、荒木田交差点を左折してちょっと歩いたところに図書館があるらしいのでそこを目指して歩いた。
その図書館は都営住宅の2階部分を図書館として利用している作りだった。
隣には小さな公園があり、枯れた木の葉が晩秋を物語っている。
長年にわたり周辺住民に親しまれたであろうこの図書館。
昭和を偲ばせる雰囲気が味わい深い。
町屋は細い路地を入ったところの下町情緒が味わい深いが、今回は写真を撮り忘れた。
もう少し写真に残しておけばよかったかもしれない。