tokyowalk’s diary

散歩の思い出を写真と共に掲載しています。

松戸散歩2012年4月

2012年4月に松戸を散歩したときの様子です。 

松戸駅東口の風景

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桜も満開になるこの季節、久しぶりに松戸でも散歩してみようと思い、土曜日の午後、駅前に降り立った。東口のペデストリアンデッキ上にはいつもどおりに人が多く行き交っていた。

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東口を降りて右側に進路をとり、のんびりと歩き始めた。天気はいいが気温は低く風もあるので少々寒く感じる。マフラーでも巻きたい気分だ。見慣れた風景を歩きながら眺める。この辺の町の風景に目立った変化は無かったが、所々で家が建て替えられ大きな建物に変わっていたりと、徐々にではあるが時間の経過と共にその姿が変わっていることを感じた。

 

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戸定が岡歴史公園の手前の信号を左折し右側に丘陵地帯を見ながら歩いた。このまま歩くと水戸街道の陣ヶ前交差点に出る、そこを渡り二十世紀が丘辺りまで行ってみようかなどと考えながら進んだ。

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松戸トンネルを右手に見ながら陣ヶ前交差点を渡り、ゆるやかにあがる坂道を歩いて行った。坂をあがり平坦になった所にコンビニがあったので立ち寄ることにした。以前もこのコンビニに立ち寄り、缶コーヒーを飲んだことがある。その時に飲んだ缶コーヒーがとても味わい深く感じたのを印象的に憶えている。そんな過去の記憶が再びここで自分に缶コーヒーを買わせるのであった。

 

二十世紀が丘周辺の風景

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コンビニで飲んだ缶コーヒーの余韻に浸りながら、たしかこの辺にブックオフがあったことを思い出していた。ついでに立ち寄って文庫本のエッセイでも100円で買おうかなどと思った。しかしブックオフは無かった。どうやら閉店してしまったらしい。しかたなくそのままスーパーやドラッグストアを横目に眺めながらまっすぐ歩きつづけた。

 

和名ヶ谷周辺の風景

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その後、二十世紀が丘を道なりに歩き、和名ヶ谷地区を通り、散策を続けた。先ほど駅についた頃は晴天だったが、気が付くとすっかりと曇り空になっていた。それにしても駅から随分と離れた所まで来てしまったものだ。

 

胡録台商店街

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少し広めの通りに出て、松戸駅方面に進路をとった。消防署のある交差点を過ぎると、胡録台商店街に差し掛かった。道路沿いには昔からの古い商店などが軒を連ねており、どことなく趣を感じさせる一画がそこにはあった。胡録台の名前の通り、この辺だけは台地になっているようで、周辺よりも高い位置にあり、平らな道がまっすぐとのびていた。

 

水戸街道 岩瀬交差点

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胡録台商店街を寛ぎながら歩いて行くと水戸街道の岩瀬交差点に出た。さすがに天下の水戸街道だけあり交通量はとても多い。暫し信号待ちをして、交差点を渡ると今度は一気に下り坂になった。下り坂を左手に聖徳学園を眺めながら降りていくと徐々に松戸駅周辺の街並みが見えてくる。

 

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水戸街道方面からの坂道を下までおりると交差点に差し掛かる。そこを右に曲がると市役所の前に出るのだが、その近くに安いゲームセンターがあったのを思い出す。10円玉を数枚持っていけば遊べるのだが、まだあるのだろうか、立ち寄ってみようかと思ったが、気が着くとその場所をすでに通り過ぎていた。また今度近くに来た時にでも行ってみようかなと思う。そんなことを考えながら常磐線を渡る人道橋を通って今度は西口方面を少し歩いてみることにした。

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人道橋を下りて雑踏の中を進みダイエーの前の通りに出た。週末の午後の街中はいつも通りに、そこそこの人通りの多さを見せていたが、ひとつ街角に変化があることに気付いた。それはダイエーの前にあったドトールコーヒーが閉店していたのである。閉店の旨が店頭に寂しく貼り付けられていた。閉店とは、なんだかとても意外な気分だった。思えばこの場所にかれこれ10数年営業していたと思う。自分も何度か利用した中の一人だった。

 

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閉店したドトールの角を曲がり感慨深げに街の中央に足を向けた。時代と共にその姿を変えていく街のありさまを目の当たりにし、今後の松戸という街の行く末をぼんやりと考えた。今から30年程前、自分が小学生だった頃が、松戸という街が最も活気付いていた時代だったと思う。その証拠に街の外観もその頃と、さほど変わり映えしない。徐々に寂れつつある街並みを、自分自身に照らし合せてみると、実にピッタリと重なって見えた。まるでこの街と一緒に歳をとっているようだ。

坂川

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駅前のブックオフでマンガを少し立ち読みし、その後は駅から少しはなれ、江戸川の河川敷の方向へ歩いた。セブンイレブンと、ほか弁の間を通り抜けると坂川を渡る橋にさしかかる。いつもなら足を止めずに通り過ぎるところだが、この日は橋の上からその穏やかな流れに目を向けた。市内を流れるこの川も最近は水質が向上したと聞く。

 

松戸市立図書館

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坂川の橋を渡り、少し行くとNTTの向かいにある図書館にさしかかった。先ほどから一度も腰を下ろして休憩していないので、本でも読んで少し休んでいくことにした。まずトイレで用を足した後、新聞コーナーで大雑把に記事に目を通した。その後最上階の閲覧室に行くと運良く窓際の寛げそうな席が空いていたのでそこに座り、鞄から読みかけの本を出して読んだ。30分ほど読み耽っていただろうか、ふと時計に目をやると、もう閉館時間が近づいていた。土曜日は早く閉まってしまうのだ。

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図書館を後にして松戸駅へ戻り、この日の松戸散歩は終了した。帰りがけに、駅前のたい焼き屋で、たい焼きでも買っていこうかと思ったが、買わずにそのまま駅のエスカレーターに乗った。暇な休日や何となく気分転換をしたいときに、以前はふらりと松戸を訪れたものだ。そんな経験から今でも時折こうして松戸の街を歩いてみたくなる。今後、10年後、20年後もこうして松戸の街を歩くのだろうか・・・。

 

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